私の元夫はアスペルガー症候群

【2009年】22歳で結婚 【2011年】長女出産 【2014年】次女出産 夫(ケイさん)がアスペルガー症候群と診断された 【2015年】夫が単身赴任となったが、2ヶ月で二次障害発症にて休職 【2017年7月】夫が2年以上も職場W不倫していた事が発覚 【2017年9月】離婚  【現在】カサンドラ症候群も抜け、 娘2人と理解ある両親と愛情いっぱい幸せに暮らしています。  【2024年4月】准看護学校入学

ATMの使用方法を知らなかった夫

結婚当初、夫の通帳をみて驚きました。
 
 
「手数料」という欄がとても多くて、お金を下ろすたびに手数料が掛かっていたのです。
 
理由は…いつもコンビニで下ろすから!
 
でもきっとそれは、ASだからではなく、独身男性ならよくあることだと思います。
 
ただ、私は100円も積もり積もれば…と思ってしまうので、
 
その時は、普通に「勿体無いよ」という話をさせて頂きました。
 
 
それとは別に…
 
毎回数百円の手数料が掛かっている欄もありました。
 
それは、夫の通帳なのにケイさんの名前に振り込んで掛かっている手数料。
 
 
みぃ「これさ、手数料が掛かっちゃうの?」
 
ケイ「A通帳からB通帳にお金を入れるんだけど、毎回掛かるよ」
 
みぃ「お引き出しで下ろして、預け入れで入れないの?」
 
ケイ「ん?」
 
みぃ「金融機関が違うと二箇所に行かなきゃだけど、手数料は掛からないよね」
 
ケイ「いつも自分から自分に振り込んでるだけだよ」
 
みぃ「・・・ん〜・・・」
 
ケイ「振り込みって、手数料掛かるものなんだよ」←偉そうに
 
みぃ「うん。それは知ってる。ただ、自分から自分に入れるなら、
 
一度現金を引き出して、B通帳に入れればいいんじゃない?」
 
ケイ「・・・・」
 
みぃ「今度、ATM行ってみようか」
 
 
こうして、ATMの使い方を一から経験した夫でした。
 
当時はASの診断も出ていませんし、疑ってもいない時期です。
 
「親に教わったり、経験したりしなきゃ分からないよね」と思い
 
世間知らずな部分があるな!とは思いましたが、
 
仲良く幸せな日々でした…
 
 
_いま思うと_
 
会話が成立しない部分があるんですよね。
 
自分のやった事に間違えがないという自信もあって、納得出来ない様子もありました。
 
 
でも夫の場合は、
 
経験した事は身につくという強みがあるので、
 
初めての事は一緒に行動し、
 
以降は金融機関関係の手続きを任せられる様になりました。