「アスペルガーの男性が」と一つの括りにするわけではなく、
ケイさん(AS受動型)の結婚観・家族観が、私には未だに分かりません。
交際中、自然な流れでトントン拍子に同棲も結婚も進みました。
それは、ケイさんが何も反対せずに常に共感してくれていたから…
私は、お互いが同じ気持ちなのだと安心しきっていました。
本当は、ケイさんは何も感じず考えていなかっただけなのだろうけど、気づきませんでした。
結婚したい気持ちを両親に伝える時も、きっちりと真面目にしっかりと挨拶してくれました。
今思えば、マニュアル通りの挨拶だったのだけれど非の打ち所がないような挨拶でした。
後に、「娘さんを幸せにします」「守り続けます」という言葉は嘘になりますが…
その時は、両親が反対する理由などないくらい立派でした。
子どもも
みぃ「女と男一人ずつ欲しいな」といえば、
ケイ「俺も同じ!一人ずつ欲しい」と答えてくれた。
でも蓋を開けてみれば、子どもには一切興味がない。
それなのに知人に「子どもって可愛いでしょ?」と聞かれれば
ケイ「可愛くて仕方ないです」と答える。
一切の面倒をみないのに…
別居が決まって、話し合いに行った時も、私の意見を全て言ったあとに
ケイ「今は俺も仕事が忙しくて、平日は仕事以外は何も考えられないから」と
別居の方が都合がいいという返答だった。
じゃぁなぜ結婚を選んだの?
ケイさんは、またアスペルガー男性は、何をもって
「結婚したい」「子どもが欲しい」と思うのだろう。
思っていないのに口に出ちゃうのか?
分からない…
ただ、その無責任な言動によって周りが振り回されている事に気付いて欲しい。
決して
気付いては貰えないのだけれど…
_今現在のみぃの解釈では_
・一生一緒に居たいから結婚したい。
・この人との子どもが欲しい。
・この人を支えていきたい。
・この人との空気感が好きだ。
そんな気持ちで結婚した訳ではなくて、
・みぃさんは自分を好きだと言ってくれる。
・自分もみぃさんは嫌いじゃない。
・両想いだから付き合うのだ。
・付き合ったらいずれは結婚する。
・結婚したら結婚式を挙げる。
・結婚したら子どもが出来るもの。
そんな一種のマニュアル的な感情?価値観?に沿ってケイさんの人生は過ぎていっているのだろう。